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歯の知覚過敏

  • 執筆者の写真: Seiki Mikasaki
    Seiki Mikasaki
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 3分

フォースデンティンは、株式会社ヨシダから販売されている歯の知覚過敏に対する塗布薬です。この製品は、繰り返す知覚過敏のに対処するために開発されました。その効能と作用機序を説明します。



効能:


フォースデンティンは主に、象牙質知覚過敏症、ホワイトニング後の知覚過敏、マイクロクラック、および生活歯の歯冠形成後の歯面に使用されます。これにより、歯の知覚過敏を抑制し、不快感を軽減します。


作用機序:


この製品は、特殊加工された炭酸カルシウムが主成分のA液と、リン酸供給液のB液の2液タイプで構成されています。使用時には、これら2つの液体を歯面に塗布し、リン酸カルシウムを速やかに形成します。このリン酸カルシウムが象牙細管を封鎖し、知覚過敏を抑制します。ナノサイズの炭酸カルシウム粒子は、象牙細管内に緊密に入り込み、歯の主成分と同じリン酸カルシウムを形成して石灰化します。これにより、知覚過敏の抑制効果が得られると同時に、生体適合性も発揮します。

フォースデンティンは、知覚過敏の抑制だけでなく、歯面コーティングにも使用できる素材であり、口腔内での石灰化を促進する弱アルカリ性を持つため、歯に優しい治療法です。

​​歯の知覚過敏は、冷たいもの、熱いもの、甘いもの、または酸っぱいものを食べたり飲んだりしたときに、歯が一時的に鋭い痛みを感じる状態を指します。この痛みは、歯の根に近い部分の歯茎が後退して露出したり、歯のエナメル質が摩耗したりすることで、歯の神経が刺激に直接さらされることにより起こります。


原因


歯の知覚過敏の主な原因には以下のようなものがあります:

  • 歯のエナメル質の摩耗

  • 歯茎の後退

  • クラックが入った歯

  • 長期間の歯のホワイトニングや歯の研磨

  • 酸性食品や飲み物の過剰な摂取



症状


知覚過敏の症状は、飲食物の温度変化や甘酸っぱい食品に反応して、歯が鋭い痛みを感じることが特徴です。この痛みは一時的ですが、何度も繰り返し起こることがあります。


対策


知覚過敏に対する対策としては、以下のような方法があります:


  • 適切なブラッシング方法: 歯茎を傷つけないように、柔らかい歯ブラシを使用して優しくブラッシングする。

  • 知覚過敏専用の歯磨き粉の使用: 知覚過敏を軽減する成分を含む歯磨き粉を使う。

  • 食生活の見直し: 酸性の食品や飲み物の摂取を控える。

  • 定期的な歯科検診: 知覚過敏の原因を特定し、適切な治療を受ける。


歯の知覚過敏は非常に一般的な問題であり、多くの場合、適切なケアと治療によって管理することができます。症状が持続する場合は、歯科医師に相談し、原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。




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